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2015年10月16日

あおき歯科こども歯科、院長の青木一晃です。

今回は妊娠中に起こりやすいお口の中の問題についてです。

妊娠中のお口の中は、さまざまな体質や生活習慣の変化から、通常よりもむし歯や歯周病になりやすいと言われています。

いったいどんな問題が起きやすいのでしょうか?

・妊娠初期にはつわりによる体調不良などのため、生活習慣や食生活が乱れがちになります。
 少しずつ何度も食事をすることも多くなり、口の中が酸性の状態が長く続くことで虫歯ができやすくなります。
 また、嘔吐のために歯磨きが難しくなるため、磨き残しが多くなり、虫歯や歯周病が悪化するリスクが高くなります。

・女性ホルモンが増加してお口の中の細菌に影響を与えるため、通常よりも歯肉に炎症が起こりやすく、「妊娠性の歯周病」を引き起こすことがあります。

・唾液の性質が変化して、口の中がネバネバになり、細菌が活動しやすくなります。
 そのため、歯周病になったり口臭が生じやすくなったりします。

・つわりによる嘔吐や柑橘系の食品の摂取により、お口の中の酸性度が高くなることで、「酸蝕症」と言って歯の表面が溶けてしまうことがあります。
 つわりによる嘔吐は多くの妊婦さんが経験するもので、一時的なものであれば酸蝕症の危険因子とは考えられていません。
 しかし、妊娠後期になっても嘔吐が続く場合などは注意が必要です。
 嘔吐後に水やうがい薬で、胃酸を洗い流すことが大切です。

歯周病のひどい妊婦さんは、歯周病菌の影響により早産や低体重児出産のリスクが高まるという報告があります。

妊娠中のしっかりとしたケアももちろん重要ですが、妊娠前から環境を整えておくことも非常に大事です。
とくに歯周病は痛みなどがなく気付かないうちに進行してしまうことの多い怖い病気です。
定期的な検診でお口の中の状況確認しながら、環境を整えていきましょう。


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あおき歯科こども歯科 歯科医師 青木郁江
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歯科医師 青木郁江

"0歳からの虫歯予防・3歳からの歯並び管理"をもとに、健康なお口の中の状態を作っていけるよう、診療していきたいと考えています。

生涯を通じて虫歯のないきれいな歯並びと正しい噛み合わせになるためには、小さい頃からの生活習慣としっかりしたケアが不可欠です。また、正しいケアを身につけるためにも、できるだけ早い時期から定期的な管理を継続し、必要に応じて虫歯の予防や治療、矯正治療を行うことが大変重要になります。