お腹の赤ちゃんの歯を丈夫にするには・・・
あおき歯科こども歯科、院長の青木一晃です。
今回はお腹の中の赤ちゃんの歯を丈夫にするためにお母さんに気をつけてほしいことについてです。
丈夫な歯を作るには、歯の栄養になるものをしっかりと摂取する必要があります。
カルシウムだけでなく、タンパク質、リン、ビタミンA・C・Dの栄養素を含む食品をバランス良くとることが大切です。
カルシウム(ひじき、チーズ、しらすぼし)とリン(米、牛肉、豚肉、卵)は、
歯の石灰化(成熟して固くなること)のための材料なります。
タンパク質(あじ、卵、牛乳、豆腐)は歯の基礎に、
ビタミンA(豚、レバー、ほうれん草、にんじん)は、歯の表面のエナメル質の材料に、
ビタミンC(ほうれん草、みかん、さつまいも)は、もう一層下の象牙質の材料になります。
ビタミンD(バター、卵黄、牛乳)はカルシウムの代謝や石灰化の調節役をしてくれます。
現在の厚生労働省の食事摂取基準では、妊娠中はカルシウムの吸収率が高まることから、
妊婦さんに必要なカルシウムの1日の所要量は成人女性と同じ600~700mgです。
牛乳はカルシウムを多く含む食品です。
ですが、カルシウムを牛乳から取るようにするとカロリーオーバーになることや、
アレルギーを心配して妊娠中の牛乳摂取を控えるような動きもあります。
厚生労働省の調査では、妊娠後期の卵・乳製品の摂取量と出産後の赤ちゃんのアレルギー発症には、明確な関係はないとされています。
アレルギーなどで牛乳が飲めない、という妊婦の方は、
とうふ、納豆、卵、魚(いわし、めざし、わかさぎ、海老など)がカルシウムを多く含んだ食品としてありますので、これらの食品を食べるよう意識するとよいでしょう。
ただし、カルシウムに限らず、バランスよく食べること、適度の運動を行い妊娠中のストレスをためず、妊婦さんが健康であることが大切です。

